全身性障害者のガイドヘルプをしよう!
利用者本人の視野が広がるだけでなく、周囲の人も障害をもつ人と触れ合う機会を持つことができるのです。
周囲の人に介助をお願いしたりといった協力が必要

全身性障害者のガイドヘルプは、車いすでの移動が主になります。実際に車いすを押していると、周囲の協力が必要であることを痛感させられます。70センチという幅があるため、周囲の人や障害物に接触しないようにしなければなりません。また、バスや電車でスロープを出してもらったり、階段を使うときには周囲の人に介助をお願いしたりといった協力が必要になります。
車いすで移動することは、ガイドヘルパーにとってもいろいろな注意が必要で、大変なこともたくさんあります。でも、障害をもった人が、交通機関を利用して移動することには、とても大きな意味があると感じます。利用者本人の視野が広がるだけでなく、周囲の人も障害をもつ人と触れ合う機会を持つことができるのです。
車いすを押していると、周囲の人が優しく接してくれることがあります。エレベーターでは延長ボタンを押し続けてくれたり、電車では場所を開けてくれたり、段差を上るのに苦労しているときにはサッと手を差し伸べてくれたり、優しい言葉をかけてくれたり、心温まる体験ができることは嬉しいことです。
全身性障害者のガイドヘルプをするようになって、もっと障害を持った方が社会に出て、いろいろな経験をすることが大切だと感じるようになりました。そして、周囲の人もそれを受け入れ、同じ目線に立って共に生活をしていくことができればと考えるようになりました。障害をもった方が外出を楽しむということは、健常者と障害者が共に生きる社会を実現していくことになると考えます。みなさんが少しでもガイドヘルパーという仕事に興味を持ち、障害をもつ方が生活しやすい社会について考えていただければ幸いです。
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